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未来

今朝のテレビ

いわき市に残ったひとりの医師。
じっと見つめる眼差しの先には小さな命が。
超未熟児(1000グラム未満)で生まれた赤ちゃん専門の病棟らしい。
もちろん、赤ちゃんの小さなからだにはたくさんのチューブ(管)が。

「この子を抱いて避難するよりここにいたほうがまだ放射線の量は少ないから、」
とその医師は意を決して残っている、との報道だったが
インタビュアーの「今、何が欲しいですか?」との質問に
「何もいらないが・・・人、人が戻ってきてほしい、
   特に子供、子供のいない町に未来はないから」
と言っていた言葉が印象的でした。

そしてまた別番組での被災地の子供へのインタビュー
9歳の男の子に「今、何がほしい?」
「何もいらない」
「じゃあ、何がしたい?」
するとその男の子は即座に
「大工」 と一言。
えっ?と聞き返したインタビュアーに
「この町を直したいから」


2歳の子供が自分の紙おむつをテレビの中に入れようとしていた、とか

また、ある子供はいきなり外に出て「地震をやっつけてやる!」と言ったとか、

純真な子供の言葉、行動には感心させられることばかり。

子供ってすごいなぁ~
やっぱり私たちは子供たちのパワーに支えられているんだ、とつくづく感じた。
特に、子供の純粋な瞳で発せられた言葉には裏表がなく
こちらがはっとさせられたり、反省させられたり・・。


     「子供のいない町に未来はないから・・」

被災地での子供たちの中には夜中に「恐い!」と言って泣き出したり
その日を境に描く絵の色彩が暗い色ばかりになったり・・・とか
まだまだ気がつかないだけで様々な影響が出ていると思う。


大人以上に感受性の強い子供たちへのこれからのケアを願わずにはいられない。

  


Posted by okei on 22.2011 大震災   0 comments   0 trackback


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